成道会
成道会(じょうどうえ)
今から2500年ほど前、日本から遠く離れたインドの北の地方にいらした「おしゃかさま」は、幸せってなんだろう、幸せになるにはどうしたらいいのだろうと、毎日考えていました。おぼうさんになってきびしい修行をしてみても、その答えをなかなか見つけることができませんでした。 長い時間がたったある日、おしゃかさまは菩提樹という木の下で、じっくり考えることにしたのです。そうして7日目の12月8日の明け方、その答えをはっきりと見つけることができました。その答えを「おさとり」といいます。 わたしたちは、多くの人やいのちあるものに支えられて生きているのです。ほかの人やいのちあるものに感謝して、すべての幸せを願い、やさしくすることで、わたしたちは本当の幸せを知ることができているということです。 おしゃかさまは、その答えを多くの人に教えてくださいました。 おしゃかさまが「おさとり」になられたのをお祝いするのが「成道会」なのです。
全国青少年協議会発行リーフレットより
2010年12月10日 5:08 PM | カテゴリー:園長のひとりごと