教育方針
子どもたちとの信頼関係を十分に築き、子どもと共によりよい教育環境を創造するように努めます。
子どもたちは安定した情緒の下で自己を十分に発揮することにより、発達に必要な体験を得ていくものであることを考慮し、子どもの主体的な活動を促し幼児期にふさわしい生活が展開されるようにします。
子どもの自発的な活動としての遊びは、心身の調和のとれた発達の基礎を培う重要な学習であることを考慮し、遊びを通しての指導を中心として各領域に示すねらいが総合的に達成されるようにします。
子どもの発達は心身の諸側面が相互に関連し合い、多様な経過をたどって成し遂げられていくものであること、また子ども達の生活経験がそれぞれ異なることを考慮し、一人ひとりの特性に応じ、発達の課題に即した指導を行います。
教育の内容
当園の保育は仏教の教えを基に「つよく・あかるく・なかよく」をモットーに、子どもの主体性・社会性を育てるために子どもを取り巻くすべての環境を大切にした保育です。
子どもは一人ひとりみんな違います。違っていて当たり前です。「一人ひとりを大切にしたい」との思いから、子ども一人ひとりを尊重し、信頼して、「できる・できない」といった結果にこだわらず、それまでの過程を大切に、自信を持って活動し、人の気持がわかり、何事にも積極的に関わり、人と協力することができるような大人になって欲しいとの願いを持って、子どものこれからの人生が素敵なものとなるように、子どもたちとの関わりを持っております。 子ども達の主体性・社会性を育てるために、子どもを取り巻くすべての環境(園舎・先生・友達・おもちゃ・絵本など)を大切に、安心して子どもたちが活動できる様、当園独自の保育を行っております。
子どもたちが毎日過ごす幼稚園は、家庭の延長であると考えております。また、大人にも子どもにも心地よい素敵な空間でなければなりません。季節の移り変わりや日本の伝統的な行事なども意識でき 、伝えていけるように季節の花を飾ったりしております。玄関ホールの環境もそのひとつです。子どもだましではない、「本物」を与えたとの思いから、毎日子ども達をやさしく迎える壁画を制作して頂きました。
毎日の日課を整え、子ども達の遊びを保障し、次は何をするのかを子どもが自分で判断し行動できる様に、継続して・安心して友達と遊べるようにしています。
ことばがけも否定的・命令的な言葉を使わず、肯定的に話をします。(例えば、「廊下を走るな!」ではなく「廊下は歩こうね。」また「エライね。」ではなく「有難う。」など)〇〇したからエライ、良いではなく、その子どもを信頼しありのままの姿を無条件に受け入れるようにしております。
人は「大事にされてる」と感じる時に体の中にある「力」が、どうしようもなく自然に動き始めます。私たちはなんとしてでも子どもに、手を通して、眼差し、素振り、ことば、体で、なんとしてでも「大事にしているよ!」ということを伝え、子どもに存在する「無限の可能性」・「無限の力」を引き出し、育てて参ります。
あそびについて 幼稚園では、子どもの生活=子どものあそび と考えています。 子どものあそびには大変大きな意味があります。 子どもたちは生活する中から、すなわちあそびの中からたくさんの言葉を習得したり、周りの大人の様子を目に入れ、同じ事を模倣として体験し、その体験を自分の中で身につけ、次の経験へと生かしていく力を養っていきます。 特に、役割(ごっこあそび)を通じて人と人との関わり、人間としての生活に必要な社会性を身につけていき、人の気持になって考えるなど、大切なあそびと捉えています。 |
チーム保育 園全体の協力体制を高めきめの細かな保育を行なうため、 |
設定保育について 年令によって異なりますが、設定保育の時間も大切に考えています。 |
障がい児保育について 各関係機関と連携をとって障がい児保育をおこなっております。 どの子も生きる権利を持っています。障がい・健常の区別なく、子ども達一人ひとりのこれからの人生がすてきなものであるように、「障がい」を軽くし、克服していけるよう援助します。 |
わらべうたについて 子どもの情緒を豊かに安定して育てることを大切に考えています。 また、ルールや順序を守らなければ一緒に遊ぶことはできません。みんなで一緒にするから一層楽しいことに気づくものです。 歌にあわせて手を叩いたり、歩いたりするためには、まずよく「きく」ことが必要です。集中してわらべうたを聞き、歌いやすい高さで歌いながらわらべうたを認識していきます。 わらべうたはあそびの1つとして歌ったり、先生が意図的に伝えるもの(課題)として取り入れています。 わらべうた以外にもピアノに合わせて歌ったり、音楽に合わせてからだを動かしたりと、さまざまな「音」を教育に取り入れています。 |