みどり幼稚園の園舎はひとつの町をイメージし、玄関ホールは広場です。
ここには大きな壁画があり、子ども達を毎日やさしく、暖かく迎えます。廊下はそれぞれのお家(お部屋)への道(道路)を表わし、図書室は子ども達が集まる広場を、大遊戯室は公園をイメージしています。それぞれのお部屋は全室東向きに窓があり、心地よく陽があたるようにテラスを設けました。
木造にこだわり、内外装はすべて「木」で統一しました。木の暖かさ・やさしさ・ぬくもりが、子ども達に伝わるように心がけました。
また、季節の移り変わりを子ども達が意識できるように、季節の花々を飾ったり、日本の伝統的な行事(お月見・ひな祭り・お正月・・・)も意識できるように意識しております。
子どもだましではない「本物」を子どもに与えるように、子どもも大人も居心地の良い空間になるように日々心がけております。
子ども達の健康にも配慮し、フロアの建材はJAS-F1規格(ホルムアルデヒド等の有害物質の発生を極力抑えたもの)のものを使用し、ワックスは天然素材100%のものを塗っています。
有害物質を多く発生するとされる接着剤をなるべく使わないように、壁にはクロスを貼らずに、塗装にしました。(塗料からもトルエンやキシレン等の有害物質が放散されますが、1ヶ月位で放散されなくなります。)
また、住宅の高気密化に伴い、換気量が減少し室内の空気汚染が進みますので、各部屋に通気孔と換気扇(大ホール・保育室には2ヶ所設置)を設け、換気を十分に行なえるようにしております。(子ども達がいる時間は常に換気扇を回しています)
園庭は車の通る部分(舗装部分)と子どもが遊ぶ部分(土部分)とに分け、子どもが外で遊ぶ時には、車を園庭に入れないようにしています。
園舎の東側にも車の出入りができない園庭があり、花壇や畑があり、子ども達が安全に遊べる環境になっております。